枕のMDK
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構造が違う! 理論が違う! 抜群のフィット感、抜群の心地よさ・スリートル枕 |
枕を使う目的と枕の役目|枕の種類とメリット、デメリット |
枕を使う目的と枕の役目 |
人間が枕を使う目的 人間が自然に立った時の姿勢を横から見ると、正常な首は背中にかけてS字カーブを描いています。 この時の姿勢を真後ろに倒した場合、首のS字カーブと床(ベッド、敷布団)の間に空間ができます。 この隙間・空間を埋める目的で使うのが枕であり、隙間を埋める作業を実際に行うのが枕ということになります。 以上の考え方をメーカーおよび販売業者は重視しているようですが、実際に製造、販売する商品との間には大きな隔たりがあります。 理論上は理解できるのに作ることができないのは何故でしょうか? まさか実現できていると勘違いしているのでしょうか? 有名メーカー、大手企業の名が泣きます。 「S字カーブ」の理論は無益S字カーブの考え方は、余り役に立たない愚論と言えます。睡眠中、人間の首は常時S字カーブを描いている訳ではなく、寝返りを打つ度に形状は変化します。(首がS字カーブを描く寝姿勢は、仰向けで頭が真上を向いたときのみ。) 形状が変化するにも拘らず、この愚論を特に重要視して取り入れているのがオーダーメイド枕です。(オーダーメイド枕はS字カーブの測定値に基づいて枕の高さを決める。) 【図T】 ![]() 当然、できるだけ隙間の形通りに埋めることが余分な負荷をかけないための条件となります。 隙間の形状は非常に複雑で、少しでも頭の位置や角度、方向が変われば異なります。 どのような寝姿勢にも対応できる枕を作るためには、素材(中材)が移動できることが必要不可欠となります。 素材が移動できない場合、素材の圧縮だけで頭部と頸部(首)の形を作ることになり、その時に反発(圧迫)が生じます。 枕を使用する人の頭の形や大きさ、首の長さや太さは皆違います。 又、寝る時の姿勢も常に同じではなく、首のS字カーブが微妙に変わったり、S字にならない場合もあります。 しかし、どんな条件下でも適切に隙間を埋め、頭と首を支えることが枕の役目になります。 外観から判断しただけのS字カーブを武器に、矛盾だらけの理論と構造、形状を強調する手法は、昔から何も変わっていません。 首がS字カーブになる寝姿勢は、仰向けで頭が真上を向いたときのみ、少しでも左右どちらかに頭が傾いた時点でS字カーブの理論は崩れ去ります。 横向きの姿勢、背中を丸めた姿勢、頭が仰向けの状態で体が横向きに近い姿勢、頭が横向きで体が仰向けに近い姿勢、何れの姿勢もS字カーブとは無縁なのに、何故かそれらの姿勢が心地よいこともあります。 多方面で進化している現代に於て、枕・寝具業界は退化しているようにさえ感じられます。 素材や形状のみに工夫を凝らし、枕本来の機能を兼ね備えた商品が少ないために、枕難民が増え続けます。 枕の種類とメリット、デメリット |