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便秘の主な原因

腸内環境が悪い、運動不足、水分不足、ストレス、便意を我慢する、不規則な排便・生活、何れも便秘の原因になります。
便秘を解消するためには、これらを改善しなければなりませんが、腸内環境が悪化している場合は特に注意しなければならない事があります。


便秘の解消に過剰摂取は禁物

健康に関するテレビ番組は比較的多く、その中で様々な食品が取り上げられました。
血液をさらさらにし、食物繊維も豊富な納豆、血栓、動脈硬化を予防・改善するDHA、EPAを含むサバやイワシの缶詰、便秘解消を期待できるヨーグルト、その他、エゴマ、トマト、寒天、おから、きな粉、酒粕、アーモンド、食酢、チョコレート、キムチ、ごぼう、海藻類、キノコ、ニンニク、タマネギ、ブロッコリー、りんご、アボガド、バナナ、柿、他にも沢山あります。
放送日の翌日には、スーパーマーケットの棚から消えて無くなるほど注目を浴びた食品もあります。

一般的に、便秘の改善には食物繊維を多く含む食品や、ビフィズス菌、乳酸菌、酪酸菌を含む食品、腸内細菌のエサとなって善玉菌を増やすオリゴ糖類の摂取が推奨されています。
食物繊維、ビフィズス菌等が腸内環境を整える役目をすると考えられているからです。
しかし、どんなに重要な食品(栄養素)でも、時として害(毒)にしかならないことを知っていますか?

寒天、おから、納豆、酒粕、こんにゃく、きな粉、ごぼう、わかめ・昆布等の海藻類、キノコ類は食物繊維の含有量は多く、又、身体に悪影響を与えるものではないと信じられています。
所が、適量であれば何の問題もありませんが、過剰摂取によって便秘を悪化させてしまいます。

便秘の人の腸内環境は元々悪く、本来は一旦きれいに腸内を掃除しなければならないのに、詰込みすぎる(過剰摂取)ことで腸内にゴミをどんどん溜めることに他ならないからです。
一概に言い切れないことではありますが、過食、太りすぎの人の便秘は無闇に詰込むのではなく、腸を休めることで解決する場合もあります。
一週間も二週間も絶食する必要はなく、「本当の空腹感」を感じたら食べれば良いのです。
その習慣を繰り返すだけで腸内はきれいに整えられ、更にダイエットにも繋がります。

因みに「本当の空腹感」とは、空腹を感じてから1時間〜2時間ていど食事を我慢します。その後、どうしても我慢できないほど空腹感がある場合は限界なのかもしれません。
最初は空腹であったのに、1時間〜2時間我慢したら空腹感が消えて無くなった場合は、「一日三食」食べる習慣になっていたと考えられます。

一日三食きちんと食べることは確かに良い習慣です。
しかしそれは一日三食でも問題のない生活をしている時の話で、運動もせずゴロゴロしていたり、脳のエネルギーを余り消費していない時、或いは寝しなに腹いっぱい飲食をし、起床後空腹感がない時にまで朝食をきちんと食べなければならないと考えるのは間違っています。
空腹でもないのに三食きちんと食べる習慣が、病気の原因になっているのです。

「腹八分に医者要らず」三食食べたければ三食食べられる量と、生活習慣を心掛けましょう。
又、食事の回数は自分の環境に合った回数が良く、ハードなスポーツ、労働をしている人は五食でも十食でも問題ありません。
反対に一日一食の人もいますが、栄養のバランスが偏っていなければ心配はないでしょう。
但し、加齢とともに新陳代謝が衰え栄養を吸収する力が弱くなるので、一日に数回食事をして栄養補給をする方が理想的です。

腸には免疫細胞が最も多く存在する

多くの免疫細胞は腸で作られ、また、60%〜80%の免疫細胞が腸に存在します。
免疫細胞は腸内の絨毛の先端にありますが、腸内細菌によって作られます。
腸内細菌の餌になるのが食物繊維やオリゴ糖類で、善玉菌を増やす役目をします。
腸内細菌であるビフィズス菌、乳酸菌、酪酸菌を増やし腸内環境を整えることは、食中毒菌やウイルス、その他あらゆる病原菌から身を守り、丈夫な体を作ることに繋がります。
便秘に限らず、肩こり、頭痛、アトピー性皮膚炎等も腸内環境を整えることで軽減されたり治る場合があります。


発酵食品は万能ではない

納豆、ヨーグルト、チーズ、キムチ、酒粕、味噌、醤油、酢は全て発酵食品です。
この中で納豆とヨーグルトを積極的に摂取している方も多いのではないでしょうか。
納豆の食物繊維、ヨーグルトのビフィズス菌による整腸作用で、共に便秘改善に効果があるとされています。
果してそれは事実なのでしょうか。

結論から言います、納豆にもヨーグルトにも腸内環境を改善する力はありません。
効果があったとしても最初だけ、やがて効果を実感できない許りか、過剰摂取をした方は便秘になる場合があります。
実際に、納豆とヨーグルトを欠かさず食べているのに便秘で悩む方は大勢います。

なぜ期待外れの結果が出るか分かりますか?
食物繊維の過剰摂取は消化されず、胃と腸の中でゴミの山、つまり、害にしかならないからです。
発酵食品である酒粕、食物繊維が豊富な寒天、きな粉、おから、ごぼう、こんにゃく、わかめ、昆布、チョコレート等の食べ過ぎには注意しましょう。

又、ビフィズス菌を増やすことは有益なことですが、ヨーグルトを食べたりビフィズス菌や乳酸菌のサプリメントを飲んだからと言って増えるとは限りません。
劣悪な腸内環境のもとで即座に腸内を改善し、更に腸内環境を維持できるほどのパワーはヨーグルトにもサプリメントにもないからです。

人間の腸内環境、生活習慣、食べ物は人それぞれ違います。
自分に合った善玉菌は、善玉菌を元気にする食品を食べ、自分の腸内で培養しなければなりません。

【警告】
腸内環境を整え、正常な健康状態になった後に納豆を食べると、折角培養した善玉菌が絶滅する場合があります。
酒、味噌を醸造する方は納豆を食べません。納豆を食べると納豆菌の影響で麹菌が順調に発酵せず、納豆臭のあるものができるからです。


順調に便通があっても内容が重要

毎日便通があるから大丈夫と安心してはいられません。
排便後の内容次第では、改善しなければならない点があるからです。
便の臭いがきつい、便器に大便が付着する、便の切れが悪い、一つでも当てはまる人は快便とは言えません。

以前、テレビのトーク番組で「拭いても拭いても大便が付く、何度も拭くとお尻が痛くなるから適当なところで止めるけど、何でやろ?」と話していました。
理由は色々ありますが、最終的に【腸内環境が悪いから】と断言できます。

腸内環境の改善=免疫細胞の強化=丈夫な体

「すべての病気は腸に始まる」

近年、腸の研究が盛んに行われるようになり、腸内細菌と病気の関連が明らかになってきました。
しかし、古代ギリシアの医師ヒポクラテス(紀元前460頃〜紀元前375頃)は既に、「すべての病気は腸に始まる」と言う言葉を遺しています。

消化管の一部である腸が、如何に重要な働きをしているのかは疑う所のない事実。良いと言われる食品を只々詰込むのではなく、時々休憩もさせてあげたくなりませんか。

下剤や浣腸を使ってでも便は出せ

下剤、浣腸の常用は、絶対に避けなければなりません。
しかし、何日も便が出ず体の不調を訴えた時は、何としてでも排便しなければなりません。
下剤や浣腸を使う、医院・病院で相談する、とにかく毒と化した便を一刻も早く出し、腸内を掃除することが先決です。

便が出たら便秘の原因を突き止め、改善するよう努力します。
適度の運動、水分補給、便意を我慢しない、食生活の見直し、できることは全て行います。

排便後の注意点が一つあります。
食べ過ぎも便秘の原因になるため、排便後は『本当の空腹感』を感じるまで腸を休ませるべきです。


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